Vision
100年先へ、暮らしをつむぐ
100年先へ、暮らしをつむぐ
食卓から、善い暮らしを
Well-Being starts from the table
生態系を守り、共生した持続可能な暮らしを探求し、
実践するための「連帯」を育む
TSUMUGIが考える、Well-Being
心・身体と、自然・社会が循環し、豊かであること
私たちの心と体は、毎日の食事や暮らし方の積み重ねでできています。
そして、私たちの社会は、ひとりひとりの行動の積み重ねでできています。
ただ、忙しい日常の中で、大切な自分の心身や食事、そしてそれを支えている自然や地球環境のことを、深く考えられなくなってしまうこともあります。
土を耕し、種を蒔き、育ててくれる農家さん。
誰もが寝ている時間に海へ向かう漁師さん。
家族のように愛情を注ぎ、育てている畜産家さん。
彼らのおかげで、私たちはただお金を払うだけでご飯が食べられます。
でも、その生産者が美味しくて健康的な食を育むことができるのは、豊かな自然があってこそ。
いま、環境問題や異常気象など、私たちの住む地球環境はかつてないほどに揺らいでいます。
何を食べるか?
どこから、誰から買うか?
私たちひとりひとりの行動によって、市場はつくられていきます。
市場価格を保つために大量に廃棄される食品があり、流行が終わり倉庫に眠っている雑貨や服があります。それでもまた、次々と新しいものが作られています。
食をおろそかにするといつか身体をこわしてしまうように、生活をおろそかにすることが積み重なるといつか地球をこわしてしまう。そしてそれは、最終的に私たちの食の豊かさを失うことになってしまうのです。
たった1人では非力でも、10人、また10人と広がれば大きな変化になる。
背伸びしないで、続けていくことが大切だと考えます。
来年も、100年後も、美味しくて安心できる食卓があってほしい。TSUMUGIでは、そのシンプルな理由から、日常に少しの良い変化を起こす種を蒔いていきます。そして、無理のない暮らし方を実験する仲間との輪を広げていきたいと思っています。
自分の豊かさと、自然の豊かさは、食卓を通して繋がっている。そう信じて。